ずぼらナースの結婚生活〜ダメダメ主婦でも楽しく暮らしたい〜

42歳既婚者です。主婦として、母として、私全然あかんやん・・・と落ち込むことも多いですが、やっぱり人生楽しまないと!!って思ってます(^^)このブログでは、結婚生活全般、日常、葛藤、子育て、節約、家計、旅行、外食など、色々なことを書いていきたいなと思います。いいことだけでなく、だめなところも赤裸々に書いていきます!!

【国試・現場で頻出!!】肝臓の働き

 

こんにちは。

ずぼらナースです。




今回は肝臓について

勉強していきたいと思います。






知っていますか?

肝臓って、考えているよりも何倍もたくさんあること!!

しかもとっても重要な役割を担ってくれていること!!


身体の働き者 肝臓の元気が出る食事① | 岳治療室~みんなを健康・笑顔にする~ ブログ




肝臓を勉強することで

いろんなことがつながり、

国試問題が解けるようになります。

状況設定問題などで肝不全の設定なども

結構あるのではないでしょうか。


そして、国試はもちろん、

臨床現場に出ても、

肝臓の疾患の患者さんって

結構な数います。

肝臓の仕組みや働き、

肝臓が機能しなくなった時の症状などを

頭に入れておくことで、

その患者さんをしっかりと

観察することが出来るようになります。




「ん??おかしいな???」

はてなマークを浮かべる女性の顔のイラスト | フリー素材 イラストミント




この気づきが本当に大切で、

これは、体の働きを理解することで

できるようになることなんです。

ということは・・・、

やっぱり勉強が大切!!っていうこと。





どうせ勉強しなくてはならないなら、

わかりやすく楽しく

がんばっちゃいましょう。

それでは始めますね♪




1.肝臓の解剖

 

これが肝臓です。

細かく言えばもっと詳しく

解剖解説も出来ますが、

私的にはこれくらいを覚えていたら、

国試でも現場でも対応できるのでは

ないかと思っています。




逆に言うとこの位の解剖は

最低限覚えておかなくてはならない

ということです!!

 



・重さは約1.5Kg
・内臓の中では一番大きい
・体の右側にある
・小腸とつながっている門脈より静脈血が流れ込む
・大動脈から分かれた肝動脈より動脈血が流れ込む

・肝臓の真下には胆嚢と胆管がある

とりあえず、これくらいを、

ふむふむ。といいながら覚えてみてください。



2.肝臓の働き

冒頭でも言ったように、

肝臓の働きは本当に

たくさんあります!!

ひとつづつ解説していきますね!!

代謝(栄養素の作り替え)

まずは代謝といって、

栄養素を作り替える働きがあります。

口から食べたものはそのままでは

栄養にならないので、

肝臓が、体に合うように

作り替えてくれているんです!!

 




でんぷんや糖質を、

動物性の貯蔵物質である

グリコーゲンに変えたり、

肉魚などの他の生物の

たんぱく質や脂質を、

人間の体に必要な形の

たんぱく質や脂質に

作り替えたりしてくれています。



②胆汁の生成

次の働きは「胆汁の生成」です。



胆汁とは、

「脂肪を水に溶けやすい形に変えて、
消化を助ける働きがある消化液」

のこと。


胆汁は肝臓で作られた後、

一旦胆嚢で濃縮して貯蔵されます。





だから胆嚢は肝臓の真下にあったんですね!!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 肝臓.jpg


濃縮された胆汁は、

脂肪などの栄養素が入ってくると

「今だ!!!」と言って排出されて、

脂肪を水に溶けやすい形に変えて

消化吸収を助けます!!


③解毒作用

続いての働きは「解毒作用」です。

 



肝臓は、血液中に流れ込んできた

『有害物質を分解して無毒化』

しています。



例えばアルコールは、

腸から吸収され肝臓へ運ばれます。

そして肝臓で二酸化炭素と水にまで

分解されて体外へ排出されます。

肝臓が頑張ってくれているから

安心して楽しいお酒が飲めるんですね♪

ビールを飲む男性のイラスト | かわいいフリー素材が無料のイラストレイン





そして、解毒といえばもう一つ!!

アミノ酸を分解する過程では、

有害なアンモニア

が作られてしまいます。

 



その有害なアンモニアは、

肝臓に運ばれて尿素となり、
尿中に排出されます。

 

 

一歩一歩学ぶ生命科学



つまり、有害なアンモニア

おしっこに変えてくれる

ということです!

これができないと、

アンモニアが体の中に貯まって

大変なことになってしまいます!!



ここ、覚えておいてくださいね!

あとあとの肝臓の疾患に

つながりますよ!!




④栄養素の貯蔵と血糖コントロール

最後に、

「栄養素の貯蔵と血糖コントロール

という働きです。





まず、正常な血糖値というのは、

「血液1㎗あたり100㎎」

です。


 



肝臓は、この範囲内になるように、

血液内の糖であるグルコース

濃度を調節しています。

そして、余分なグルコースは、

グリコーゲンという多糖類に変えて

貯蔵しておきます。

そして、血糖値が低下した時には、

蓄えておいたグリコーゲン

再びグルコースに戻して

血液中に放出することで

血糖をコントロールしています。



食べた直後は120㎎/㎗ぐらいまで

血糖値は高くなりますし、

しばらく食べないと70~80㎎/㎗

ぐらいまで下がりますが、

それは一時的なものです。

それは肝臓がこうやって

働いてくれているから

だったんですね!!


3.まとめ

 

今回の記事では、肝臓の解剖と、

肝臓の働きについて書きました。





肝臓の働きは

本当にたくさんありますよね!!







この働きを理解することで、

肝臓の疾患が起こった時に出る症状が

わかるようになります!!



ということは、

国試の状況設定も解けるようになるし、

患者さんの異変にも気づくことが出来る

ナースになれます!!



何度も読んで頭に入れてくださいね★

では、次回は、

肝臓を勉強するにあたって欠かせない、

門脈圧亢進症について

(たぶん。変わるかもですがw)

わかりやすいをモットーに

書いていきたいと思います。



今回も読んで下さって

ありがとうございました(^^)

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